ウクレレの Low-G について その2.Low-Gってどんな弦
前回なぜ、Low-Gが使われるか的な話を書きました。
今日は、Low-Gを使ってみたい!という人のために参考になりそうなことを書こうと思います。
Low-G
Low-Gとして売られてる弦は大きく分けると2種類あります。
1.巻弦
ギターでいうと、4~6弦に使われているようなタイプの芯に対して回りをぐるぐる巻いている弦です。
例えばこれ
2.同じ材質で太い弦(フロロカーボン)
1、2、3弦と徐々に太くなってきていますが、それをさらに少し太くした弦です。
例えばオルカスとかね。
どちらも低音を出すためにこのようになっています。(太くしたり、重くしたり)
◆巻弦タイプのメリット
太くない
ナット、ブリッジのサドルの加工が必要なく、今のままの弦だけを入れ替えることが可能
◆巻き弦タイプのデメリット
他の弦と音の感じが変わる。
巻弦なので、寿命が短い(錆びる)
フレットが削れやすい(個人的にはこれが嫌)
4弦だけが見た目にシルバーで目立つ(他がクリアとか黒なのに対して)
指を移動させるときに、キュッキュッとギターのような音がする。
◆太弦タイプのメリット
他の弦と同じ種類の弦なので、音質が弦でバラバラにならない。
見た目の違和感なし
◆太弦タイプのデメリット
太くなるので、ネックのナットの溝幅を調整しなければ入らないことがある。
ブリッジサドルのオクターブ調整もしたほうがよい。
そんな感じでしょうか。
ウクレレは加工したくないので、今のウクレレそのまま付けられるタイプがいいって方は巻弦タイプでお試し。
このウクレレはLow-G用としてずっと使うので、太弦タイプを使うわ~って方はそれもありです。
ま、好みってことなんですけどね。
私は巻弦は苦手なので、太弦タイプのLow-Gが好きです。