ナットの溝を広げる方法<ウクレレLow-G取り付け>
昨日のLow-Gの話に少し関することです。
巻弦タイプのLow-Gの場合はこの加工はしなくても大丈夫だと思いますが、4弦を太い弦にしたい時に、弦がナットの溝に収まらない場合があることです。
(ウクレレによっては、最初からLow-Gが入るサイズに溝を切ってくれていることもありますので、ご自身のを確認してみてください)
ということで、今回は太いLow-Gを取り付けられるようにする方法を説明しますが、あくまで広げる方法ね、、、ナットに1から溝を切っていくような作業は今回紹介するパーツではできませんので、あしからず。
1から溝を切っていく場合はちゃんとした動画が必要になると思います。(私自身やったことはありません)
そして、もしご自身で加工される場合は自己責任でお願いします。
不安な方はリペアをしてくれる工房とかでされた方がいいと思います。
ナットの溝を広げる方法
1.Amazonでこのパーツを購入します。
ナットファイル
めっちゃ安いパーツなんですけど、ほぼ一度しか使わないし、広げるくらいならできるのでこれでOKです。笑笑
2.現在の溝より一つ太いやつで順に広げていく。
サイズはいろんなサイズが入っているで、1段階ずつ太いものを使って広げていく。
この時、横方向を削るようにし、下(弦高が低くなる方向)に削っていかないように注意してください。
こんな感じのイメージです。
もし、下方向に削りすぎてしまった場合はナット自体を1からやり直す必要がありますよ。その場合はサイズにあうやつを買ってやり直してください。
買う時に気にするのは、幅、奥行き、高さね。(ウクレレによって全然違います)
例えばこんな感じで売られてる。
今のところ、今回紹介した加工をした後にHi-G弦にもどしてもそれによって、弦がびびったりしたことはありません。
ま、はじめからこの幅の溝が切られていることもありますしね。
ということで、今回はLow-G弦を取り付けるためのナットの加工についてでした。
参考になれば幸いです。