Ukulele LIFE

趣味のウクレレに関するサイトです。私はソロウクレレが大好き。

ハーモニクス奏法について(ウクレレ)

昨日はインスタの方で動画をポストしたのですが、その曲は結構ハーモニクスが多いんですよね。
ということで、もしかしたら知らない人もいるかもしれない”ハーモニクス”について書いてみようと思います。
 
 
 

ハーモニクスとは、、、

 
ポーン!!ってと音を響かせる演奏方法なのですが、まずはハーモニクス自体について、説明したいと思います。
実は一言にハーモニクスといっても、ナチュラハーモニクスと、人工ハーモニクスと呼ばれる2種類です。
 

ナチュラハーモニクス

 
こちらは限られた音でしかできません。例えば1弦の12フレット真上に左手の指をそっと触れて(触れるだで、押さえたらダメですよ!)、右手でピッキングしてみてください。
ポーンって感じで音がしますよね。
左手の指をそのままにしておくと、サスティーンが伸びずにすぐに音が消えてしまいますから、ポーンの音が鳴ったと同時に弦に触れている指を離してください。
 
今度はサスティーンが長くなって、ポーーーーーンって長く響きますよね 笑笑
 
ということでハーモニクス音を出す方法は、
『12フレットの真上を指で少し触った状態でピッキングし、音が発生した瞬間に左手を離す!!』
です。
 
 
この音が出せるポジションとしては、12フレット、7フレット、5フレットとなりますので、覚えておきましょう。
音を出すのが簡単かつよく使われるのは、12フレットですので、まずはこれを習得してくださいね!
 
※少し補足
12フレットというのは弦長の半分の位置になるので、これができるんです。
7フレットは3分の1、5フレットは4分の1になってるんです。(実はこれ重要!)
 
 

人工ハーモニクス

 
続いて、人工ハーモニクスの方ですね。
ナチュラルの時に出せる音が限られているという話をしましたが、こちらの方法はその制限がありません。
要は限られた音だけでなく、どの音でもハーモニクス音を出したい!!というところから産まれた奏法ですね。
 
ナチュラハーモニクスの時に、弦長の半分の位置を触れてピッキングするとハーモニクス音が出せるという話をしました。
開放弦なら、それが12フレットでしたね。
それと同じことを自分が出したい音やるとOKです!ということでやり方を説明します。
 
たとえば1弦の2フレットの音(シ)のハーモニクス音を出したい時は、2フレットを左手の指で押さえまして、その時の振動する弦長の半分の位置を触れてピッキングすればいいのです。
その位置がどこになるかというと、押さえているフレットから+12フレットの位置になります。そうです、この例だと14フレットになりますので、その位置にそっと指を触れてポーンとやってみてください。
 
えっと、左手が2フレットを押さえて使えないですよね。笑笑
そうです。2フレットを押さえた状態で14フレットまで小指が届きませんから左手は使えません、、、ここで右手の登場させます。
右手の人差し指を14フレットの真上に当てながら、同じく右手の親指でピッキングです。
 
ほら、同じようにハーモニクス鳴らせましたよね。
 
ということで、まとめます。
人工ハーモニクスを出す方法は、
『右手の人差し指で、+12フレット真上の位置に触れ、そのまま親指でピッキングし、音が発生した瞬間に人差し指を離す!!』
です。
 あらためて、最初の演奏を見てほしいのですが、これは人工ハーモニクスを多く使っているものです。右手の人差し指で触れながら弾いてるでしょ。
 
 
あと、、実は+12フレットだけではなく、+5フレットの位置でも出せたりしますよ。あまり使わないけど興味ある方はやってみてくださいね。
 
 
ということで、今回はハーモニクスの説明でした。
 
 
See You!!